
vol.07 | 聖水洞(ソンスドン)
ソウルの複合文化空間、聖水洞
0 0 2024-10-29
vol.07 | 聖水洞(ソンスドン)
ソウルの複合文化空間、聖水洞
0 0 2024-10-29
聖水洞(ソンスドン)はソウル市城東(ソンドン)区に位置する街で、赤レンガで建てられた古い工場や倉庫を簡単に見ることができる。ここは1990年代まで繊維、皮革工場が集まっていた工業地帯だったからだ。2005年以降、聖水洞(ソンスドン)には閉鎖する工場が増え、人口も減少した。しかし、若いアーティストや新進気鋭のデザイナーが集まり始め、聖水洞(ソンスドン)はソウルの複合文化空間として急浮上した。老朽化した工場地帯だったここが文化芸術空間に生まれ変わり、新しい都市再生のモデルとなったのだ。
そのため、聖水洞(ソンスドン)に行くと、看板をつけずに活動するアートスペース、古びた工場を利用した作業室、倉庫に描かれた壁画などに出会うことができる。このような変化は、古いものと新しいものが調和した聖水洞(ソンスドン)ならではの独特な雰囲気を作り出した。 また、カフェやレストラン、独立した書店などの文化空間が入り、若い層や観光客の足が絶えない。有名なベーカリーやグルメ店が多く、朝早くから人が店の前に集まって待っている姿も簡単に見ることができる。
その他に、聖水洞(ソンスドン)は「聖水洞(ソンスドン)手作り靴通り」としても有名で、職人が作った高品質の手作り靴を見ることができる。また、ソウル最大の公園である「ソウルの森」がある。昔から王様の狩猟場、ゴルフ場、競馬場、体育公園などとして活用されていたが、2005年に現在のソウルの森になった。ソウルの森周辺にも芸術家や若い商人たちが集まり、感覚的な街を作り上げている。今後も聖水洞(ソンスドン)は創造的なアイデアと文化が融合する地域として成長し続けるだろう。