
vol.13 | 丹陽(タニャン)
美しい自然と文化が共存する場所、丹陽(タニャン)
14 0 2024-10-29
vol.13 | 丹陽(タニャン)
美しい自然と文化が共存する場所、丹陽(タニャン)
14 0 2024-10-29
丹陽(タニャン)は忠清北道(チュンチョンブクド)に属する地域であり、忠清北道(チュンチョンブクド)、江原道(カンウォンド)、慶尚北道(キョンサンブクド)の境界に位置している。丹陽(タニャン)の歴史は古代にさかのぼり、この地域をめぐる高句麗、百済、新羅の競争が激しかった。 特に丹陽(タニャン)には南漢江(ナマンガン)が流れており、三国統一の基礎を築く重要な戦いが行われたこともある。丹陽(タニャン)という地名は「神仙が治める住みやすい郷」という意味が込められている。
丹陽(タニャン)は忠清南道(チュンチョンブクド)初の地質公園で、自然の景観に優れている。地域の80%以上が山岳地帯なので空気が澄んでいて、きれいな渓谷が多い。特に丹陽(タニャン)八景は丹陽(タニャン)で最も有名な観光名所で、嶋潭三峰(トダムサムボン)、石門(ソン厶ン)、舍人巖(ソインアム)、龜潭峰(クダムボン)、玉荀峰(オクスンボン)、上仙巖(サンソナム)、中仙巖(チュンソナム)、下仙巖(ハソナム)など8つの絶景を指す。このうち、嶋潭三峰(トダムサムボン)は南漢江(ナマンガン)の真ん中にそびえ立つ三つの岩で、昔から歴史上の人物が好んで訪れた場所である。代表的に退渓(テギェ)李滉(イファン)、檀園(ダンウォン)金弘道(キム・ホンド)、謙齋(コンジェ)鄭敾(ジョンソン)、秋史(チュサ)金正喜(キム・ジョンヒ)などが作品に嶋潭三峰(トダムサムボン)を盛り込んだ。また、古藪洞窟(コスドングル)、温達洞窟(オンダルドングル)、泉洞洞窟(チョンドンドングル)など様々な石灰岩の洞窟がある。
丹陽(タニャン)は自然を背景に観光業と農業が発展してきた。地形的な特性でパラグライダー、ラフティングなどのエキサイティングなレジャーを楽しむことができ、休養地として愛されている。また、きれいな環境のおかげで新鮮な農産物を多く栽培している。丹陽(タニャン)のニンニクは香りと味に優れ、全国的に有名で、毎年開かれる丹陽(タニャン)ニンニク祭りは多くの観光客と農業関係者が集まる地域行事である。このように丹陽(タニャン)は美しい自然景観、歴史と文化が共存する地として毎年多くの観光客が訪れている。