
vol.15 | タッカルビ
春川を代表する料理、タッカルビ
0 0 2024-10-29
vol.15 | タッカルビ
春川を代表する料理、タッカルビ
0 0 2024-10-29
タッカルビは、鶏肉を一口大に切り、様々な野菜と一緒に辛く炒めた料理である。タッカルビの起源は1960年代、江原道(カンウォンド)春川(チュんチョン)で始まった。タッカルビは、豚肉の価格が高かった時代、安価な鶏肉を炭火で焼いて食べたことに由来する。最初は酒のおつまみとして人気を博したが、値段が安い割に味と量に優れているため、大衆的な食べ物となった。
タッカルビは、コチュジャン、醤油、ニンニク、唐辛子粉、砂糖などで作ったタレに漬け込んだ鶏肉を、キャベツ、サツマイモ、餅、ネギ、玉ねぎなどと一緒に鉄板や炭火で焼いて食べる。 時にはチーズ、海鮮、ラーメンのサリ(麺)を加えることもある。味付けはほんのり辛くて甘いのが特徴で、肉と野菜が調和して豊かな味わいを醸し出す。タッカルビは通常、テーブルの上の鉄板で直接焼いて食べるのが一般的で、お客さんが調理過程を体験できるため、より人気がある。
タッカルビは今でも春川(チュんチョン)の代表的な料理である。春川(チュんチョン)に行くと150mほどのタッカルビ横丁が形成されており、ここを訪れる人々は様々なタッカルビの名店で固有の味を楽しむことができる。それだけでなく、今日では全国的な大衆の食べ物となり、お持ち帰りやデリバリーサービスで家でも手軽に楽しむことができ、タッカルビのフランチャイズ専門店も登場し、その人気はますます高まっている。