
vol.33 | 浦項(ポハン)
多様な文化遺産の港町、浦項(ポハン)
0 0 2024-10-29
vol.33 | 浦項(ポハン)
多様な文化遺産の港町、浦項(ポハン)
0 0 2024-10-29
浦項(ポハン)は慶尚北道(キョンサンプックド)東海岸に位置する都市で、歴史的に重要な港湾都市であり、産業の中心地である。海上交通の重要な拠点として海産物と商業取引が活発で、東海岸の主要な港として成長し、地域経済の中心地としての役割を果たしている。
近代に入り、浦項(ポハン)は産業化の波に乗って急激に発展した。1960年代から大規模な産業団地が造成され、ポスコ(POSCO)が設立され、韓国の主要製鉄産業の中心地として定着した。ポスコは世界的な鉄鋼企業に成長し、浦項(ポハン)は産業都市としての地位を確立した。水産業と工業を中心に、交通、商業、文化など様々な分野でも急速な発展を遂げた。
今日、浦項(ポハン)は美しい東海岸と様々な文化遺産でも有名である。迎日(ヨンイル)灣、虎尾串(ホミコッ)、九龍浦(クリョンポ)などの海岸線と竹島(チュット)市場、スペースウォークなどの観光名所が多い。毎年多くの観光客が訪れ、特に毎年1月1日には東海岸の日の出を見るために多くの人が集まる。一方、浦項(ポハン)には大韓民国海軍の基地があり、九龍浦(クリョンポ)に向かう道端に軍部隊がたくさんある。このように浦項(ポハン)市の発展は、韓国の産業化と近代化の過程をよく示す事例として評価されており、今後も持続的な成長が期待される地域である。